共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年 - 2018年

ポリサルファ代謝系を介する新しい抗酸化ストレス制御機構の解明

日本学術振興会  新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
26111008
体系的課題番号
JP26111008
資金種別
競争的資金

ポリスルフィドはシステインのチオール基に過剰にイオウ原子が付加した活性イオウ分子種であり、タンパク質中にも豊富に含まれている。本研究ではシステイニル-tRNA合成酵素(CARS)による翻訳に共役したタンパク質ポリスルフィド化のメカニズムとその生理機能について解析を行った。大腸菌や哺乳類などの各種生物のCARSはシステインパースルフィド合成活性を有し、翻訳に共役したタンパク質ポリスルフィド化に関わることが示された。また、CARSによるタンパク質ポリスルフィド化は、ミトコンドリア機能などの細胞機能制御に重要な役割を果たしていることが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PLANNED-26111008/26111008seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-26111008
ID情報
  • 課題番号 : 26111008
  • 体系的課題番号 : JP26111008