MISC

2022年5月

ホットラボ排気筒の基本設計

JAEA-Technology 2021-030
  • 森田 寿
  • ,
  • 大伍 史久
  • ,
  • 佐谷戸 夏紀
  • ,
  • 綿引 俊介
  • ,
  • 小島 一樹
  • ,
  • 中山 一彦
  • ,
  • 井手 広史

開始ページ
166
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2021-030

平成27年1月にJMTRホットラボ建家において雨漏れ補修を行っていたところ、ホットラボ排気筒の基礎部アンカーボルト1本に減肉が確認された。その後の排気筒における詳細調査により、複数のアンカーボルトの減肉及びフランジプレートとアンカーボルトのナットに間隙が確認されたことを受け、排気筒の倒壊が否定できない状態であると判断されたため、排気筒の撤去を行った。そのため、早急に当該排気筒の取替えを行う必要が生じた。新たな排気筒の設計を行うにあたり、詳細調査により判明したアンカーボルトの減肉等の原因である基礎部への雨水の浸入への対策に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故後に策定された新規制基準への対応を踏まえた設計とした。また、建築確認を受けなければならない建築物及び工作物に該当することから、建築基準法及び煙突構造設計指針に基づく地震力や風荷重に対する排気筒の健全性の評価を行った。本報告書はホットラボ排気筒の基本設計についてまとめたものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2021-030
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5071996
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2021-030

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