講演・口頭発表等

国際会議

材料試験炉における照射技術の現状

International Conference, Nuclear Power of Republic Kazakhstan
  • 井手 広史
  • ,
  • 石塚 悦男
  • ,
  • 綿引 俊介
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  • 斎藤 隆
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  • 稲葉 良知
  • ,
  • 河村 弘

開催年月日
2007年9月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
カザフスタン

これまでにJMTRではさまざまな照射技術を開発してきた。主な技術として計装技術, 計測技術, 制御技術がある。計装技術としては、使用済燃料の再照射試験のために開発された再計装技術と遠隔組立技術がある。計測技術としては、照射試験の高度化のために開発された温度,変位及びき裂進展のための測定技術がある。制御技術としては、水中の試験片温度を一様に制御することができる飽和温度制御技術,試験片の温度を一定に制御することができる自動温度制御技術,試験片の荷重制御ができる荷重制御技術,供給水の水質の制御ができる水環境制御技術、試験片への照射スペクトルの制御ができるスペクトル制御技術、核融合炉のパルス運転の模擬ができるパルス照射技術、燃料棒の出力密度の制御ができる出力急昇試験技術がある。これらの照射技術を用いて、軽水炉の高経年化対策のための照射誘起応力腐食割れ試験,軽水炉燃料の出力急昇試験等に貢献した。本会議では、JMTRにおけるさまざまな照射技術を紹介する。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5009777