1996年1月
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Journal of Hydlaulic Research
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- 巻
- 34
- 号
- 3
- 開始ページ
- 317
- 終了ページ
- 347
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00221689609498483
高速炉の熱流動の分野においてベンチマーク実験を行い、これに対する多次元熱流動解析コードの国際ベンチマークを実施した。合計12種類の熱流動解析手法が、浮力による潜り込み現象並びに温度成層化現象を対象とするベンチマークに適用された。解析手法として有限差分法、有限要素法、及びその乱流モデル、対流項の高次差分解法の現象に対する適用性を検討した、有限差分法では乱流モデルと高次差分法を組み合わせた手法が高い適用性を示した。また、有限要素法についても乱流モデルの重要性が明らかとなった。解析手法の検討を通して潜り込み現象、温度成層化現象を解析する上で、低乱流状態で浮力の影響を受ける混合対流条件下の流れに対する乱流モデルの開発が重要であることが示された。なお、本ベンチマークは国際水理学会(IAHR)の第7回新型理熱流動ワークンググループの会合(1992年
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- DOI : 10.1080/00221689609498483
- ISSN : 0022-1686