2007年 - 2010年
聴覚障害者のためのリアルタイム字幕呈示システムにおける最適情報呈示に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
復唱音声認識方式を用いたリアルタイム字幕システムにおいても精度100%の字幕の提供は困難である.そこで,字幕呈示過程において,誤認識を含む不完全字幕と話者の発話情報を最適な形で呈示することで内容理解を向上させる試みを行った.結果,不完全字幕に対し話者の顔を付加することで内容理解が向上する結果を得た.さらに,不完全字幕を話者の顔の呈示に対して先行呈示させることにおいても内容理解が向上する結果を得た.
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- 課題番号 : 19700627
- 体系的課題番号 : JP19700627