講演・口頭発表等

国際会議
2013年12月

Site preference and magnetic structure of M-type BaTiMnFe$_{10}$O$_{19}$ ferrite determined by X-ray and neutron diffraction methods

12th Conference of the Asian Crystallographic Association (AsCA 2013)
  • 高安 俊一
  • ,
  • 吉崎 隼平
  • ,
  • 奥部 真樹
  • ,
  • 豊田 丈紫
  • ,
  • 井川 直樹
  • ,
  • 佐々木 聡

記述言語
英語
会議種別

磁気ヘッドやGHz帯での電波吸収体材料として期待されているM型フェライトBaTiMnFe$_{10}$O$_{19}$の磁気構造とサイト占有率をX線および中性子回折法によって解析した。本物質は空間群が{\it P}6$_{3}$/{\it mmc}である正方晶であり、Tiは4{\it f}1, 2{\it a}, 2{\it b}の各サイトにそれぞれ24\%, 15\%, 15\%の割合で占有し、Mnは4{\it f}2, 12{\it k}サイトにそれぞれ24\%, 24\%の割合で占有すること、また、8Kにおける2{\it a}, 2{\it b}, 4{\it f}1, 4{\it f}2サイトの磁気モーメントはそれぞれ3.56, 3.37, -3.86, -3.72 and 3.68$\mu$$_{B}$であることが明らかになった。