PWR全電源喪失に関するROSA/LSTF実験とRELAP5解析
日本原子力学会2015年秋の大会
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- 開催年月日
- 2015年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 静岡
- 国・地域
- 日本
福島事故を踏まえ、PWRの一次冷却材ポンプシール部の漏洩を考慮した全電源喪失におけるアクシデントマネジメント(AM)策の検討に資するため、LSTFによる模擬実験を実施した。RELAP5/MOD3.2コードを用いた解析を基に、高圧ボイルオフ時の燃料被覆管温度への炉心ボイド率や燃料被覆管表面熱伝達率の影響を調べた。さらに、AM策に関するRELAP5コードによる感度解析を行い、燃料被覆管上昇温度に連動する蒸気発生器(SG)二次側安全弁全開によるSG二次側の減圧開始時間が遅く、かつ給水流量が少なくなるほど燃料被覆管最高温度が上昇することを明らかにした。