基本情報

所属
早稲田大学 文学研究科表象・メディア論コース博士後期課程

J-GLOBAL ID
201901007307975114

1994年栃木県生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程。日本学術振興会特別研究員DC1。戸山フロイト研究会主宰。東京精神分析サークル会員。日本ラカン協会会員。
著訳書に『疾風怒濤精神分析入門――ジャック・ラカン的生き方のススメ』(誠信書房、2017年)、ソニア・キリアコ『稲妻に打たれた欲望――精神分析によるトラウマからの脱出』(共訳)(誠信書房、2016年)がある。

 

 現在行っている研究 

 

(1)「脱理想化されたヒューマニズム」としての精神分析の研究
なぜ20世紀においては人文学において精神分析が大きな可能性をもつものとして重要視されたか?という問いに答えるために、精神分析が明らかにしたのが、特定の「理想」に基づかない観点から人間性の真理を探求するという「新たな形のヒューマニズム」であったということを明らかにしていく研究です。そしてそのヒューマニズムがもっとも顕現しているのがジャック・ラカンによる「分裂した主体(sujet divisé)」の概念であるとし、この概念を主軸として精神分析と哲学を中心とした人文学の関係を再考することが目的です。

 

(2)ヘーゲル受容との関係を主軸とした20世紀フランス思想の研究
修士時代から継続している研究で、修論にて中間的な成果を発表しました。1930年代にアレクサンドル・コジェーヴやジャン・イポリットの仕事によって新たな可能性が示されたヘーゲル哲学への応答という問題系が20世紀フランスにおける哲学や思想の根底にあったことを主軸に行われる研究です。特にコジェーヴによるヘーゲル哲学の「人間学化」への対決を検討することが大きなテーマで、この点で(1)とも連動しています。

 

(3)精神分析に関する諸々の執筆活動
上記二つの研究はアカデミズムの範囲内で行うものですが、そこから離れた場所でも、ラカン的精神分析に関する諸々の執筆活動を行っていきたいと思っています。これまでは主にラカン的精神分析の入門的著作を書いてきましたが、今後はよりアドバンストな形で、精神分析が有する多様な側面を明らかにし、さまざまな社会的問題(あるいは人生の問題)に対する精神分析の可能な貢献を示していきたいと思います。目下準備中なのはセクシュアリティおよび性関係に関する著作で、それから以前に執筆した用語事典をアップデートさせた形で再発表しようと考えています。


経歴

  1

書籍等出版物

  2

論文

  4

MISC

  4

講演・口頭発表等

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

メディア報道

  1

所属学協会

  2

その他

  2