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2013年 - 現在

蛍光X線装置と黒曜石原産地推定


2003年、エネルギー分散型蛍光X線分析装置を私費で購入、これを用いて今までに2万点以上の黒曜石の原産地推定を実施(東京都武蔵台遺跡・下高洞遺跡、千葉県西広遺跡、神奈川県船久保遺跡、静岡県井出丸山遺跡、長野県曽根遺跡・鷹山遺跡・矢出川遺跡ほか)している。またこの装置で土器の産地推定、赤色顔料の成分分析なども行っている。またかつての職場である沼津市文化財センターにも蛍光X線分析装置を導入し、旧石器時代の黒曜石製石器の全点を原産地推定し、その結果を沼津市の埋蔵文化財発掘調査報告書に掲載する手順を確立した。