池添 泰弘

J-GLOBALへ         更新日: 18/11/22 03:47
 
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研究者氏名
池添 泰弘
 
イケゾエ ヤスヒロ
URL
http://ikezoelab.sakura.ne.jp/
所属
日本工業大学
部署
基幹工学部 応用化学科
職名
教授
学位
博士(工学)(東京大学)
その他の所属
日本工業大学日本工業大学日本工業大学
科研費研究者番号
70334315

研究分野

 

学歴

 
1992年4月
 - 
1996年3月
東京大学 工学部 応用化学科
 
1998年4月
 - 
1998年3月
東京大学大学院 工学系研究科 超伝導工学専攻
 
1999年10月
 - 
2001年7月
東京大学 大学院工学系研究科 超伝導工学専攻
 

委員歴

 
2008年4月
 - 
2011年4月
応用物理学会  有機分子・バイオエレクトロニクス分科会プログラム編集委員
 
2009年4月
 - 
2011年4月
応用物理学会  有機分子・バイオエレクトロニクス分科会幹事
 

受賞

 
2015年9月
公益社団法人 応用物理学会 2015年 応用物理学会秋季学術講演会 Poster Award ターゲット物質を検知できるペプチド‐MOFマイクロ化学モーターの開発
受賞者: 池添 泰弘, Justin Fang, Tomasz L. Wasik, Menglu Shi, 植村卓史, 北川進, 松井宏
 
自己集合性能が高いペプチド(DPA)を燃料にして、有機金属錯体を筐体とした化学モーターを作製し、エネルギー変換効率が非常に高いことを見出した(分子の自己集合能の新しく且つ有益な側面を発掘した)。この化学モーターの運動を利用した発電機の効率は従来より数桁高く、また、従来の走化性と異なり、アクティブな運動の中で化学物質を検出できる新しいタイプの走化性モーターを開発することに成功した。

論文

 
準弾性レーザー散乱法による液液界面化学振動現象の研究
池添泰弘
   2004年5月
Mana Toma, Koji Toma, Kanae Michioka, Yasuhiro Ikezoe, Daiki Obara, Koichi Okamoto and Kaoru Tamada
Physical Chemistry Chemical Physics   13(16) 7459-7466   2011年3月   [査読有り]
実験方法指導及び解析結果指導
Yasuhiro Ikezoe, Gosuke Washino, Takashi Uemura, Susumu Kitagawa, and Hiroshi Matsui
NATURE MATERIALS   Vol. 11(No. 12) 1081-1085   2012年11月   [査読有り]
ナノスケールの細孔を持つ粒子(多孔性有機金属構造体、通称MOF)の内部にペプチド分子を導入して、その粒子を水面上に置くと、粒子がペプチドを放出させると同時に水面上で動き回る。おもちゃ(樟脳船)と同じことが起こっているようであるが、そのような系と比べて、粒子が長時間動き続けることを見出した。これは、ペプチドの水表面上での自己組織化(結晶化)がエネルギーの変換効率を上昇させているからであり、このような観点からMOFや自己組織化分子を扱った例は無く、新機能の開拓の観点からも注目を浴びている。
Harvesting Self-Assembly Energy of Peptides and Applying to Drive Autonomous Motors
Yasuhiro Ikezoe, Gosuke Washino, Takashi Uemura, Susumu Kitagawa, and Hiroshi Matsui
MRS fall meeting 2012   CDROM    2012年12月   [査読有り]
自己組織化能力の大きなジペプチド(ジフェニルアラニン)を埋め込んだ有機金属錯体(MOF, Cu-JAST1)を用いて、水面を自律的に運動する化学モーターを作製した。この運動のエネルギー変換効率が非常に大きいことが、ジフェニルアラニンの自己組織可能と深く関係していることを見出した。実験全体のデザインから解析までを担当した。
Yasuhiro Ikezoe, Justin Fang, Tomasz L. Wasik, Takashi Uemura, Yongtai Zheng, Susumu Kitagawa, and Hiroshi Matsui
Advanced Materials   Vol. 27(No. 2) 288-291   2015年1月   [査読有り]
自己組織化能力の高いペプチドであるジフェニルアラニンと、代表的な有機金属錯体(MOF)であるHKUST1を用い、MOFの細孔内にペプチドを導入した「ペプチドーMOF複合体」を作製した。複合体粒子を水表面に浮かべると、ペプチドがMOF細孔から放出されて界面で自己組織化が始まるが、この際に放出されるエネルギーを利用して非常にエネルギー変換効率の高い化学モーターを作製することに成功した。このモーターは、1 mg程度の極微量のペプチドでも、センサーやマイクロマシンを作動させるのに必要な電力を発生さ...

講演・口頭発表等

 
手を触れずに物体を動かす ~自己組織化・磁場・光を巧みに利用した新技術~ [招待有り]
池添泰弘
日本磁気科学会・研究会――無機・金属分科会―   2007年11月   
塩化ガドリニウム水溶液中で磁気浮上させたストロンチウムアルミネートと樹脂の複合体を光を使って動かすことに成功した。実験と解析を担当。
自己組織化を利用した人工酵素の開発
池添泰弘, 前田義昌, Justin Fang, 松井宏
第8回自己組織化研究会   2014年6月   
触媒活性のあるペプチドを自己組織化させて集合体を形成させると触媒活性が上がることがわかった。これは、単分子状態のペプチドが多様な構造を取りうるのに対し、集合体を形成したペプチドは、触媒活性の高い、特定の構造をとって安定化することが原因であることを見出した。実験手法の確立、解析を担当した。
Self-Assembly of Molecules [招待有り]
池添泰弘, 松井宏
埼玉大学戦略的研究部門ライフ・ナノ分野研究会   2014年8月   
タンパク質分子の二次元自己組織化、分子乱数発生器、ペプチドと有機金属錯体の複合体を用いた化学モーターについての発表。研究内容の発案、実験、解析を担当した。
自己集合性ペプチドと有機金属錯体で形成された化学モーターによるマイクロ発電機
池添 泰弘, Justin Fang, Tomasz L. Wasik, 植村卓, Yongtai Zheng, 北川進, 松井宏
第62回応用物理学会春季学術講演会   2015年3月   
自己集合性ペプチドと有機金属錯体で形成された化学モーターによるマイクロ発電機の開発について発表。実験のアイデア、実験方法の確立、実験、実験結果の解析を担当。
ペプチド-MOF化学モーターによる鉛ナノ粒子の検出
池添 泰弘, Justin Fang, Tomasz Wasik, Menglu Shi, 植村 卓史, 北川 進, 松井 宏
第66回コロイドおよび界面化学討論会   2015年9月   
鉛のナノ粒子を検出できる化学モーターの開発についての研究で、実験・解析・考察等研究全般を担当。

担当経験のある科目

 

所属学協会

 
 

競争的資金等の研究課題

 
りん光材料の磁性変化を利用した新原理によるレーザーマニピュレーション技術の開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 (基盤研究C)
研究期間: 2016年4月 - 2018年4月    代表者: 池添 泰弘
本研究では、微小物体の操作や、宇宙空間での作業など、もはや人間が直接触りながら作業することが不可能な環境でも、非接触で物体を移動させたり、回転させたり、あるいは複数の物体を組み合わせたりすることが可能となるような技術を開発することを目的としている。
この技術を開発する上で、物体が自由に動くことが出来る空間が必要であるため、申請者が以前開発した磁気浮上技術を利用する。