野平 一郎

東京藝術大学、同大学院修士課程修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院で学ぶ。ピアニストとして、主要オーケストラにソリストとして出演する一方、国内外の名手と数多く共演。また作曲家としてフランス文化庁やIRCAM、アンサンブル・アンテルコンタンポラン他からの委嘱を含む100以上の作品が作曲されている。2018年3月にはNHK交響楽団との1年に1曲ずつ、3年がかりのプロジェクト「静岡トリロジー」がスタート。また同年8月にはサントリー・ホール主催サントリー・サマー・フェスティヴァルのプロデューサーをつとめ、室内オペラ「亡命」を世界初演。サントリー音楽賞、2度の尾高賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。紫綬褒章を受章。