鈴木 生郎

J-GLOBALへ         更新日: 17/11/28 22:50
 
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研究者氏名
鈴木 生郎
 
スズキ イクロウ
所属
鳥取大学
部署
教育支援・国際交流推進機構 教育センター
職名
講師
学位
修士(哲学)(慶應義塾大学)

プロフィール

現代分析哲学、その中でも「分析形而上学」と呼ばれる分野を専門としています。私が現在進めているプロジェクトは、おおよそ次の二つです。

(1) 人や物体が時間を通じて同一であり続けるという事実を適切に扱うための理論的枠組みを構築することを目指しています。特に「三次元主義」と呼ばれる、人や物体についてのごく常識的な(にもかかわらず、現代形而上学においてはやや劣勢に立たされている)立場を精密化し、擁護することが目標です。

(2) 同時に、こうした通時的同一性に関する基礎研究を背景に、より幅広い問題に答えることも目指しています。特に関心があるのは、私たち人(person)に関する形而上学的、実践的問題です。具体的には、「私たち人とは何か」「私たちにとって死は(いつ、どのような意味で)害悪なのか」といった問題を考えています。

研究分野

 
 

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
鳥取大学 教育支援・国際交流推進機構 教育センター 講師
 
2016年4月
 - 
2017年3月
鳥取大学 大学教育支援機構 教育センター 講師
 
2015年10月
 - 
2016年3月
埼玉大学 教養学部 非常勤講師(哲学研究法Ⅱ)
 
2014年4月
 - 
2016年3月
慶應義塾大学 文学部 非常勤講師(哲学)
 
2011年4月
 - 
2014年3月
日本学術振興会 特別研究員(PD、慶應義塾大学)
 

論文

 
四次元主義と三次元主義は何についての対立なのか
鈴木 生郎
科学基礎論研究   44(1&2) 15-33   2017年3月   [査読有り]
Is primitive persistence always objectionable?
Ikuro Suzuki
Sato, T., Sugimoto, S. and T. Sakon (eds.), Proceedings of the CAPE International Workshop 2013   vol. 2 167-179   2014年3月   [招待有り]
Coincidence and the Semantic Solution
Ikuro Suzuki
Proceedings of the XXII World Congress of Philosophy   vol. 15 237-242   2012年10月   [査読有り]
鈴木 生郎
科学基礎論研究   39(1) 13-24   2011年11月   [査読有り]
This paper aims to show that the combination of Three-dimensionalism, a theory of persistence, and Eternalism, a theory about the ontological nature of time, gives us the best solution to a widely known problem of the harm of death. To begin with,...
Finding the Cores of Three- and Four-Dimensionalism
Ikuro Suzuki
CARLS Series of Advanced Study of Logic and Sensibility   vol. 4 335-341   2011年3月

書籍等出版物

 
人工知能学大辞典
鈴木 生郎 (担当:分担執筆, 範囲:項目「哲学におけるオントロジー」)
共立出版   2017年7月   
セオドア サイダー (担当:共訳)
春秋社   2007年10月   ISBN:4393323130
W.G. ライカン (担当:共訳)
勁草書房   2005年12月   ISBN:4326101598
秋葉 剛史, 倉田 剛, 鈴木 生郎, 谷川 卓 (担当:共著, 範囲:序章、第1章、第2章)
新曜社   2014年2月   ISBN:4788513668
トゥオマス・E・タフコ (担当:共訳)
春秋社   2015年1月   ISBN:4393323491

Misc

 
ゆっくり考えることの意義:死の害悪と形而上学
鈴木 生郎
三色旗(慶應義塾大学出版会)   11月号 3-7   2012年

講演・口頭発表等

 
死の害について形而上学的に考えること
鈴木 生郎
日本科学哲学会第50回大会WS「「分析哲学/現代形而上学で「人生の意味」や「死」について「語る」ことはできるのか」提題   2017年11月19日   
A Coherentist Solution to the Grounding Problem [招待有り]
鈴木 生郎
CAPE International Workshop: Metaphysical Grounding and Fundamentality   2016年9月25日   
自由についての前理論的理解と理論構築:美濃氏と青山氏の自由論をめぐって [招待有り]
鈴木 生郎
知覚・行為・自由:美濃正教授退職記念ワークショップ   2016年8月27日   
形而上学と倫理学の幸福な関係に向けて:問題の所在 [招待有り]
鈴木 生郎
日本大学文理学部人文科学研究所 第9回哲学ワークショップ 「現代形而上学から倫理学へ」   2016年3月14日   
自由の位置づけをめぐって:『分岐する時間:自由意志の哲学』に対するコメントと質問 [招待有り]
鈴木 生郎
青山拓央 博士学位請求論文『分岐する時間:自由意志の哲学』公聴会   2016年1月13日   

学歴

 
2004年4月
 - 
2010年3月
慶應義塾大学 文学研究科後期博士課程 哲学・倫理学専攻
 
2001年4月
 - 
2004年3月
慶應義塾大学 文学研究科前期博士課程 哲学・倫理学専攻
 
1997年4月
 - 
2001年3月
慶應義塾大学 文学部 哲学科
 

委員歴

 
2017年6月
 - 
現在
科学基礎論学会  企画・広報委員
 
2016年5月
 - 
現在
応用哲学会  理事
 
2014年6月
 - 
2017年6月
科学基礎論学会  企画委員
 
2012年5月
 - 
2014年5月
応用哲学会  学生理事
 

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
三次元主義の基礎の解明と人の存在論
日本学術振興会: 特別研究員奨励費
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月    代表者: 鈴木 生郎

受賞

 
2017年11月
科学基礎論学会 奨励賞 「四次元主義と三次元主義は何についての対立なのか」
 

その他

 
2014年11月   WS『〈真にするもの〉の形而上学とトロープ存在論』オーガナイザー
科学基礎論学会秋の研究例会 2014年11月1日