鈴木 生郎
スズキ イクロウ (Ikuro Suzuki)
更新日: 10/10
基本情報
- 所属
- 日本大学 文理学部 哲学科 准教授
- 学位
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修士(哲学)(慶應義塾大学)
- J-GLOBAL ID
- 201201077618372444
- researchmap会員ID
- B000224386
現代分析哲学、その中でも「分析形而上学」と呼ばれる分野を専門としています。私が現在進めているプロジェクトは、おおよそ次の二つです。
(1) 人や物体が時間を通じて同一であり続けるという事実を適切に扱うための理論的枠組みを構築することを目指しています。特に「三次元主義」と呼ばれる、人や物体についてのごく常識的な(にもかかわらず、現代形而上学においてはやや劣勢に立たされている)立場を精密化し、擁護することが目標です。
(2) 同時に、こうした通時的同一性に関する基礎研究を背景に、より幅広い問題に答えることも目指しています。特に関心があるのは、私たち人(person)に関する形而上学的、実践的問題です。具体的には、「私たち人とは何か」「私たちにとって死は(いつ、どのような意味で)害悪なのか」「私たちの人生の意味とは何か」といった問題を考えています。
研究分野
1経歴
10-
2019年4月 - 現在
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2017年4月 - 2019年3月
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2016年4月 - 2017年3月
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2015年10月 - 2016年3月
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2014年4月 - 2016年3月
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2011年4月 - 2014年3月
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2011年4月 - 2013年3月
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2010年10月 - 2011年3月
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2010年4月 - 2011年3月
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2007年10月 - 2008年3月
論文
13-
現代思想 52(4) 2024年2月 筆頭著者
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科学哲学 55(2) 35-52 2023年3月 招待有り
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現代思想 47(14) 114-124 2019年11月
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西日本哲学会年報 (27) 43-63 2019年10月 招待有り
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フッサール研究 (16) 77-91 2019年3月 招待有り
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科学基礎論研究 44(1&2) 15-33 2017年3月 査読有り
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Sato, T., Sugimoto, S. and T. Sakon (eds.), Proceedings of the CAPE International Workshop 2013 vol. 2 167-179 2014年3月 招待有り
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Proceedings of the XXII World Congress of Philosophy vol. 15 237-242 2012年10月 査読有り
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科学基礎論研究 39(1) 13-24 2011年11月 査読有り
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CARLS Series of Advanced Study of Logic and Sensibility vol. 4 335-341 2011年3月
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Nagoya Journal of Philosophy 8 34-50 2009年9月 招待有り
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科学哲学 41(1) 15-28 2008年7月 査読有り
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修士学位論文 2004年
書籍等出版物
8-
春秋社 2023年12月 (ISBN: 9784393333952)
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総合法令出版 2022年12月 (ISBN: 9784862808813)
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ミネルヴァ書房 2019年4月 (ISBN: 4623084108)
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共立出版 2017年7月
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春秋社 2015年1月21日 (ISBN: 4393323491)
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新曜社 2014年2月21日 (ISBN: 4788513668)
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春秋社 2007年10月 (ISBN: 4393323130)
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勁草書房 2005年12月 (ISBN: 4326101598)
MISC
4-
現代思想 47(6) 2019年4月 招待有り
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科学哲学 46(2) 49-52 2013年 招待有り
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三色旗(慶應義塾大学出版会) 11月号 3-7 2012年 招待有り
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科学哲学 42(2) 110-113 2009年 招待有り
講演・口頭発表等
35-
日本現象学会2023年度大会 2023年10月28日 招待有り
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Tokyo Forum for Analytic Philosophy 2022年11月11日 招待有り
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日本科学哲学会第54回大会 2021年11月28日
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Third International Conference on Philosophy and Meaning in Life 2020年7月22日
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科学基礎論学会2020年度大会 2020年6月13日
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日本大学哲学会 2019年10月26日
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慶應義塾大学文学部公開講座「文学部のひらく世界」第一回 2019年6月29日 招待有り
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西日本哲学会 2018年12月2日 招待有り
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Seminar on Meaning in life and Analytic Existentialism with David Benatar and Thaddeus Metz 2018年8月19日
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2018 Conference of International Association for the Philosophy of Death and Dying 2018年8月8日
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Workshop: Philosophy of Death and Meaning 2018年8月4日 招待有り
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第16回人文死生学研究会 2018年3月18日 招待有り
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フッサール研究会第16回研究会 2018年3月17日 招待有り
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日本科学哲学会第50回大会WS「「分析哲学/現代形而上学で「人生の意味」や「死」について「語る」ことはできるのか」提題 2017年11月19日
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CAPE International Workshop: Metaphysical Grounding and Fundamentality 2016年9月25日 招待有り
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知覚・行為・自由:美濃正教授退職記念ワークショップ 2016年8月27日 招待有り
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日本大学文理学部人文科学研究所 第9回哲学ワークショップ 「現代形而上学から倫理学へ」 2016年3月14日 招待有り
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青山拓央 博士学位請求論文『分岐する時間:自由意志の哲学』公聴会 2016年1月13日 招待有り
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日本科学哲学会第47回大会 2014年11月15日
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philosophy of mental time I: human existence in time 2014年1月27日 招待有り
学歴
3-
2004年4月 - 2010年3月
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2001年4月 - 2004年3月
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1997年4月 - 2001年3月
委員歴
11-
2022年4月 - 現在
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2020年5月 - 現在
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2020年4月 - 現在
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2019年4月 - 現在
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2020年4月 - 2023年3月
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2019年4月 - 2021年3月
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2019年4月 - 2021年3月
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2017年4月 - 2020年3月
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2016年5月 - 2018年5月
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2014年4月 - 2017年3月
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2012年5月 - 2014年5月
共同研究・競争的資金等の研究課題
7-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2024年4月 - 2027年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2023年4月 - 2027年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2023年4月 - 2027年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2020年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2019年4月 - 2022年3月
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日本学術振興会 基盤研究C 2018年4月 - 2022年3月
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日本学術振興会 特別研究員奨励費 2011年4月 - 2014年3月