2008年 - 2010年
うつ病の認知病理に関する神経生理学的研究~前部帯状皮質の認知神経科学的アプローチ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 課題番号
- 20591385
- 体系的課題番号
- JP20591385
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
うつ病では不快情動に関わる前部帯状皮質の過活動のため、認知的処理の制御が低下しているという仮説の下、同部位の神経活動を評価する神経生理学的指標として、意志決定課題遂行時の事象関連電位feedback negativity成分と報酬予測課題遂行時のfunctional MRIを計測した。疾患対照としての統合失調症群では、feedback negativity振幅が健常群より低下していた。報酬予測課題遂行時のfunctional MRIでは、前部帯状皮質(背側部)と腹側線条体において有意に活動が上昇していた。今後、うつ病患者における検討を進めていきたい。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20591385
- 体系的課題番号 : JP20591385