基本情報

所属
日本大学 商学部 総合教育部会 専任講師
学位
博士(文学)(2018年3月 明治大学)

研究者番号
40884549
J-GLOBAL ID
202001006244620080
researchmap会員ID
R000009265

近世後期の文芸ジャンル・読本(後期読本)、特に、ジャンルの形成に深くかかわった山東京伝の作品を研究しています。京伝だけでなく、特に、寛政末から文化半ば(1799~1807頃)までの、敵討ちを題材にした読本や、それに影響を与えた草双紙における敵討物の流行、流行を支えた南杣笑楚満人のような(やや地味な、しかしとても個性的な)作家にも興味を持っています。

同時期に異なる2つのジャンルで「敵討ち」という題材が共有されたとき、それぞれのジャンルはどのように棲み分けをしたのでしょうか(またはしなかったのでしょうか)。研究史において時折、敵討物の読本が「草双紙的」と評されたり、敵討物の草双紙が「読本的」、「実録風」とされたりすることも踏まえて、この時期の、両ジャンルの距離をはかりたいと考えています。

同時に、草双紙における敵討物の流行の遠因になった寛政の改革と出版界の関係も、改めて検討する必要があると考えます。松平定信が押し進めた幕政改革が出版界に与えた影響はすでに明らかになっているところも多いのですが、個別具体的な事例を重ねることで、まだ見えていない影響や出版界の流れが見えてくるのではないかと思っています。


経歴

  11

論文

  12

MISC

  4

書籍等出版物

  2
  • 大高洋司 (担当:共著, 範囲:《附説二》物語にみえる「交加」と「職人」)
    太平書屋 2018年11月
  • 鈴木, 健一, 杉田, 昌彦, 田中, 康二, 西田, 正宏, 山下, 久夫 (担当:共著, 範囲:山東京伝と岸本由豆流との交流-『双蝶記』の一文をめぐって-)
    森話社 2018年2月 (ISBN: 9784864051262)

講演・口頭発表等

  3

担当経験のある科目(授業)

  11

所属学協会

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

社会貢献活動

  2