共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

セロトニン神経作用薬による筋萎縮性側索硬化症の新規治療法の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
24659431
体系的課題番号
JP24659431
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
3,770,000円
(直接経費)
2,900,000円
(間接経費)
870,000円

セロトニン1Aレセプターアゴニスト8-OH-DPATを用いて,筋萎縮性側索硬化症(ALS)モデルマウスでの発症遅延・進行抑制効果の検討,初代培養神経細胞障害に対する保護効果とそのメカニズムについての検討を行った.発症前および発症後からの8-OH-DPAT連日投与により,発症遅延・進行抑制効果が認められた.運動症状発現後からの8-OH-DPAT投与は,ALS モデルの頸髄・腰髄において運動神経保護効果を発揮した.また,その神経保護効果は,アストロサイトのセロトニン1Aレセプターとそれに続く転写因子Nrf2の活性化を介するアストロサイトでのメタロチオネインの発現・放出によることも明らかにした.

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24659431/24659431seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24659431
ID情報
  • 課題番号 : 24659431
  • 体系的課題番号 : JP24659431