研究ブログ 子ども食堂 生活保護の相談 福祉施設職員のストレスケア 関屋光泰


2019/05/23

子ども食堂見学会 フィールドワーク「超」入門!講座 学生ボランティア スタートアップ連続講座

Tweet ThisSend to Facebook | by g0000218044
子ども食堂 学生ボランティア スタートアップ講座
 こども食堂「超」入門!連続講座
 全3部構成 【協力: 埼玉県】
 第2部開催のご案内 5月25日 川口こども食堂 見学会 フィールドワーク
第2部からのご参加も歓迎
子ども食堂を体験しよう!
初めての方も歓迎!
子ども食堂が気になる方、
見学からはじめてみたい方など、歓迎します!

当日資料
スタートアップ講座 改訂.pptx

◇第2部:実践講座(フィールドワーク)   
 こども食堂の実際を体験しよう!
 現場から子どもたちとコミュニティの現在を学ぶ
5月25日に開催される「川口こども食堂」を見学※お手伝いの必要はありません。見学のみ可です
★☆★今回はここです★☆★

第3部:立ち上げ講座 つくろう!子ども食堂 実際に立ち上げてみよう
(埼玉県内にて、6月以降〜年内いっぱいかけて、ゆっくり立ち上げに挑戦。第3部初回は6月23日 15:00-17:00にさいたま市内で開催予定)※第3部からのご参加も大歓迎です

対象:子ども食堂や、子どもの居場所づくりに興味のある、大学生、専門学生、高校生等の方で、子ども食堂のボランティアに興味がある方。

*本講座第2部 フィールドワークによる学習についてメモ
 皆さんは「子ども食堂」という活動について、聴いたことがありますか。
 皆さんが、この文章を読んでおられるということは、 子ども食堂に何らかの関心を持っている、気になっている方だと思います。
 先ず、子ども食堂のフィールドを見てみることからはじめましょう。

 フィールドワークとは現場(例 こども食堂)との出会いであり、関わる人々との交流による学びである。
 今回のフィールドワークでは、こども食堂のリアルに出会う機会である。
 フィールドワークは、社会貢献活動に繋がることもある。例えば、フィールドワークをきっかけに、学生が主体となり、地域福祉活動を創ることもある。

 本講座のポイントは、体験から学ぶ=フィールドワークである。また、受講するメンバーの方々の、参加型の講座を目指す。
 そして次回、「つくろう!こども食堂」、子どもの居場所づくりの新たな取り組みを創りだしたい。


 次のような質問を持っている方、見学からはじめてみたいという方も、本講座は歓迎したい。
質問:私のような学生(社会人、住民)も子ども食堂のボランティアになれますか?
 私は、福祉などを勉強したことはありませんが、子ども食堂のお手伝いができますか?
 ボランティアとして参加する前に、見学や説明を聞くことができますか?

 答:子ども食堂や、高齢者等の食支援活動、オレンジカフェ、子育てサロン等の地域福祉活動は、住民が主体です。
 子ども食堂の主な担い手も、住民や学生のボランティアです。ミドルやシニア世代、高校生や大学生等が、各地のこども食堂活動を担っています。
 子ども食堂に関心を持ち、協力したいという方がボランティアに加わることは、大歓迎です。
 初回は、先輩のボランティアの方の説明を受けながら、参加をしてみましょう。
 分からないことは、遠慮なく当日のナビゲーターや、ボランティアに質問してください。(編集中の文章)

 何回か、こども食堂の現場を体験し、子どもや関わっている大人と関わりを深めていったときに、当初の予想や自分の考えと違い、驚く=リアリティ・ショックを感じることもあるだろう。
 参加意識にプラスに働くことも、マイナスに働くこともある。現場の体験からの学びを深めるチャンスだと思う。
*リアリティ・ショック
 子ども食堂に初めて(数回)参加し、自分のイメージをしていた「子ども食堂」の活動や子どもたちの姿と、その実際、現実にギャップ、違いを感じる人もいるでしょう。
 それぞれの子ども食堂の活動は、何らかの「理由」があって、今日の形態になっているはずです。驚いた出来事にも、理由、経緯があると思います。先に活動しているボランティアの方から、その理由を教えてもらって、また話し合いながら、考えた方が良いと思います。
 また、各地の子ども食堂に参加する子どもたちは、多様な子どもたちです。貧困家庭の子どもだけではありません。また貧困とは、経済的な困窮だけではなく、経験の格差や、健康の格差、親の不安定就労などの生活問題を重複する特徴があります。また虐待、家族問題を抱える子どもたちも、各地域には少なくないのです。
 子ども食堂の中には、貧困や虐待等の深刻な問題を抱える子どもたちと向き合っているグループもあります。
 一方、半分の子ども食堂が、地域の高齢者など多世代を対象として活動しています。今日、社会的な孤立は、子どももその家族も、また高齢者にとっても深刻な問題です。
 社会福祉や看護等の学生が経験する「リアリティ・ショック」というものがあります。それは、イメージしていたもの、学んできた理念と、実習等で体験する福祉や医療の「現場」の現実との間にはギャップはあります。
 必要なことは、理想と現実のギャップの背景を、考察し探求することです。
 可能ならば、地域や子供たちの背景について、子ども食堂のボランティア活動と並行して学習していくことが望ましいと思います。
 本講座は、継続した学びの場でありたいと考えています。(編集中の文章)
 
*子どもとこども食堂の理解を深めるフィールドワーク
 ポイント
・こども食堂フィールドワーク・見学は、子どもとコミュニティ、こども食堂の現場、ボランティアの取り組み等の実際に出会う。理解するプロセスの入口である。
 活動の理解を進めていく:例えば、関わる子どもや大人の生活、その背景等の理解を深める。
・一方、自分自身について、求めているもの、自己の課題を発見する。自分に向き合い、自己理解を深める機会でもある。

 例えば、 子ども食堂の担い手、ボランティアの中には, 担い手自身が子育て中(もしくは経験者)、その難しさなどの経験が, 子ども食堂の活動に参加を継続する動機の一つとなっている。つまり、子どもの問題、子育ての困難を「我が事」として考えている、
 もしくは同じ当事者としての意識が、こども食堂活動との間をつないでいるとも言えるだろう=
広義の当事者性-子育ての経験等。
 「同じまちで暮らしている」地域の生活者としての当事者性を持つ。

  
吉岡によれば、援助者が援助者という職業を選び、続けているのには、明確な理由、意味がある。
 吉岡自身も、子ども時代、親からの否定的な評価を受け、自らを不要な、無力な存在という感覚が自らに浸透した。承認されない自己という物語である。これらを、クライエントによって気付かされた。
 つまり、援助者という職業、職場、関係性のなかで、援助者自身のなかで新たな意味づけが行なわれる。総じて吉岡は、援助者が自分自身を語ることを強調している。
 吉岡隆 編著『援助職援助論 援助職が「私」を語るということ』明石書店, 2009年

 一方、こども食堂は、子どもたちにとっても、新たな体験の場である。
*子ども食堂=経験する居場所
 子ども食堂は、学校でも家でもありません.
 その子ども達の居場所で、他では味わえない人数で行う調理や、みんなで一緒に食べる食事, 学習, 社会や自然体験, 室内レクレーション グループワーク の体験をします.
 大切にしたいのは 直接 ,経験 から 学ぶことと、加えて 多世代の 仲間と学んだことを共有する ということです.
 合わせて 、年齢の違う子どもの集団, 多世代の ボランティア などとの人間的交流から学びます.
 コミュニケーションであったり, 生活習慣や, 高校生、学生、社会人をモデルとして, 進路について 考える機会もあるでしょう. 高齢者の方から 生きた歴史と 生きる知恵 を学ぶ機会もあるでしょう.
 言い換えれば, 教科の学習支援だけが学びではなく, 子ども食堂 において、共に調理し、皆で食べ, グループワーク、社会体験などを通じて 新たな経験から 学ぶ, 全人的な学びの場であると言えます. (編集中の文章)

*支え合いと共生を学ぶ場
 その中で特に学んでほしいことは, お互い の個性を認め合うということ 力を合わせるということ , また誰かを排除 したり 自分が孤立する のではなく 共に生きる ということの大切さを、 経験を通して, 子ども食堂という集団の中で 学んで いきたいと思います.
 もちろん教科の学習も重要です. しかし学校の中でも 生きる力 や 総合学習ということが 課題になっています. 子ども食堂は, 子どもたちの食事も 生活も支援しますが, 子供達の人間的な成長も 支えていくことに, これからの使命があります. 一言で言うなら, 君たちはどう生きるか ということを考える場所です.(編集中の文章)


 こども食堂ボランティアの姿勢ー子どもたちの中へ入っていく、寄り添う

 その他、ボランティアを継続していくなかで、努めていきたい姿勢は、次のようなものです。
 子ども達をよく見ましょう。
 目の前の子どもと、子ども食堂の全体、スタッフの動きも見て、何をした方が良いのかを考えましょう。
 子ども達のなかに入っていきましょう。
 自分がボランティア、大人であると構えすぎずに、子どもたちの中に溶け込みましょう。
 しかし、子ども達と遊ぶ時にも、客観的な判断を忘れないようにしましょう。特に安全への配慮を常に忘れずに行いましょう。
 子どもたちを「指導する」という姿勢ではなく、子ども達を理解し受け入れることを子ども食堂は大切にしてきました。
 子ども達も指導者や管理者を求めて子ども食堂にやってきているのではありません。
 学校の先生でもなく、親でもない、信頼できる大人になりましょう。信頼関係があってこそ、有意義な関わりもできます。
 根掘り葉掘り、ボランティア=大人の側から話を聴き出そうとしないで下さい。
 詮索するような態度はとらないで下さい。
 子どもが自ら話したいという意思を尊重して傾聴しましょう。急病や負傷、虐待の疑い等、危機の場合は例外です。
 食堂に参加をする子どもを理解することを努めましょう。
 目に見える言葉や行動だけでなく、見えない背景なども理解しようとする姿勢を持ちましょう。
 子どもとの関わり方、働きかけ方を学びましょう。学ぶことは真似ることでもあります。まずは先輩のボランティアの子どもへの話しかけ方などを参考にしましょう。
 原則として、子どもやその親に個人としてプレゼントをしたり、また常識の範囲を外れるようなプレゼントを受け取らないで下さい。判断に迷う時は、先輩のスタッフに相談しましょう。
 無理に子ども達から人気者になろうとするのではなく、自然な態度で接するのが信頼できる大人への近道です。

厚生労働省通知 子ども食堂の活動に関する連携・協力の推進、運営上留意すべき事項 子ども食堂の意義、地域住民の交流拠点、地域共生社会に向けて 筆者

関屋 光泰 東洋大学

農林水産省 子供食堂と連携した地域における食育の推進

第2部:子ども食堂学生ボランティア (2).pdf
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