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2019/06/25

居るのはつらいよーケアとセラピーの覚書

Tweet ThisSend to Facebook | by kfuruta
337頁
経済学の言葉では絶対に語れない。データにすることもできないし、官僚が納得するようなエビデンスにもできない。
それはエッセイの言葉で語られるしかない。「ただ、いる、だけ」はそれにふさわしい語られ方をしないといけないのだ。
そして、それは語られ続けるべきなのだ。ケアする人がケアすることを続けるために、ニヒリズムに抗して「ただ、いる、だけ」を守るために、それは語られ続けないといけない。そうやって語られた言葉が、ケアを擁護する。それは彼らの居場所を支えるし、まわりまわって僕らの居場所を守る。

『居るのはつらいよーケアとセラピーの覚書』(2019)東畑開人、医学書院

09:00 | 文献

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