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2019/07/21

君は投票を終えたか?--第25回参議院議員通常選挙に寄せて

Tweet ThisSend to Facebook | by suzumura

本日は第25回参議院議員通常選挙の投開票日です。


一部に例外はあるものの、多くの投票所で原則として20時まで投票することが可能です。


「禁錮以上の刑に処せられその執行を終わるまでの者」など、所定の6つの条件のうちの1つでも該当する者を除き、選挙権は18歳以上の日本国民があまねく有する権利です。


また、国民の代表者に国政を担当させる間接民主制において、選挙権は国民が自らの代表を自らの手で選出するための重要な手段となっています。


しかしながら、1990年を境に投票率が低下するいわゆる「投票率の崩壊」と呼ばれる現象について[1]は依然として継続しており、2016年の第24回参議院議員通常選挙の投票率は54.70%、2017年の第48回衆議院議員総選挙の投票率は53.68%[2]と、今や有権者の半数近くが投票所に向かわない状況です。


もちろん、投票したい候補者がいない場合や政党ごとの政策の違いや実現性の程度が判然としないこともあるでしょう。こうしたことから、有権者が選挙権を行使しないとすれば、投票率の低下の主たる原因は各政党や候補者に帰されるべきでしょう。


その一方で、もし投票する意欲はあるものの、積極的に投票したい候補者や政党がないために棄権する有権者がいるとすれば、自らの望まない候補者や政党が議席を獲得して国政を担当することもあり得ます。


このような場合は、積極的に投票したい候補者や政党ではなく、例えば実現されたくない政策を掲げる者を除外し、最善ではないとしても次善の候補者や政党に投票するということも考えられるでしょう。


いずれにせよ、一人ひとりの有権者が自らの持つ崇高な権利を行使して行くことが望まれるところです。


[1]「投票率の崩壊」についての最新の研究としては次の文献を参照せよ。三春充希, 武器としての世論調査. 筑摩書房, 2019年.
[2]国政選挙における年代別投票率について. 総務省, 公開日未詳, http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/ (2019年7月21日閲覧).


<Executive Summary>
Did You Finish Voting?: The Elections for the House of Councillors of 2019 (Yusuke Suzumura)

The 21st July 2019 is the day of the Elections for the House of Councillors of 2019. Enforce the voting right is the most essential and fundamental elements of democracy. So if you do not finish voting, why don't you visit to a polling station?


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