共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年6月 - 2017年3月

当事者研究による発達障害原理の内部観測理論構築とその治療的意義

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
24119006
体系的課題番号
JP24119006
配分額
(総額)
159,250,000円
(直接経費)
122,500,000円
(間接経費)
36,750,000円

当事者研究には、他の研究と同様、新しい知識を「発見」するための方法という側面と、生きやすさをもたらす「回復」の側面がある。
まず発見については、自閉スペクトラム症のメカニズムに関して当事者研究の中で提案された「情報のまとめあげ困難説」を、他分野の専門家と協力しながら理論的に精緻化した。またその仮説を、発声制御、顔認知、パーソナルスペース、ボディイメージ、聴覚過敏や慢性疼痛などに適用して検証実験を行った。
次に回復については、横断調査、追跡調査によって効果検証を行うとともに、当事者研究の方法をプロトコール化し、当事者主導型の臨床研究による介入研究を行った。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PLANNED-24119006/24119006seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-24119006
ID情報
  • 課題番号 : 24119006
  • 体系的課題番号 : JP24119006