井上和哉 (Kazuya Inoue) - マイポータル

基本情報

所属: 立命館大学人間科学研究科助教

学位: 博士(人間科学)(2021年3月早稲田大学)

J-GLOBAL ID: 201801017890343501
researchmap会員ID: B000288249

研究テーマ

①Acceptance and Commitment Therapy: ACTに関する研究

・Implicit Relational Assessment Procedureを用いた変容のアジェンダの測定指標の開発

・関係フレーム理論（Relational Frame Theory）を用いた臨床技法の普及

・ルール支配行動に関する研究

②スポーツ領域に対する心理的支援

・野球の送球イップスに対するACT

・アスリートのメンタルヘルスの実態調査

・アスリートのメンタルヘルス予防に関するACTプログラムの普及

資格など　

・公認心理師、臨床心理士、弓道三段（大学４年間）、野球（小学生から高校まで）

※連絡先は以下まで

https://forms.gle/VjofiyNEiUqhq1fE6

研究に関する質問、共同研究、講演、SVなどの依頼がありましたら、上記URLから気軽にご連絡ください。

※ホームページ、イップス相談は以下より

https://k-inoue27.labby.jp/

研究キーワード

研究分野

経歴

2023年4月 - 現在

立命館大学, 人間科学研究科, 助教
2021年4月 - 2023年3月

早稲田大学人間科学学術院, 助教
2020年4月 - 2021年3月

早稲田大学人間科学学術院, 助手
2017年4月 - 2020年3月

足立医療生活協同組合綾瀬駅前診療所, 非常勤心理士

学歴

2016年4月 - 2021年3月

早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程
2014年4月 - 2016年3月

徳島大学大学院総合科学教育部臨床心理学専攻博士前期課程

委員歴

2024年8月 - 現在

日本認知・行動療法学会, 広報委員会（委員）
2024年3月 - 現在

ACT Japan, 理事
2023年4月 - 現在

日本行動分析学会若手の会, 委員
2022年7月 - 現在

日本認知・行動療法学会編集員
2022年6月 - 現在

日本心理学会若手の会, 幹事共同代表
2021年5月 - 現在

日本心理学会若手の会, 幹事
2023年10月 - 2024年7月

日本認知・行動療法学会, 研究推進委員会（SIG小委員会委員長）
2022年7月 - 2024年7月

日本認知・行動療法学会, 研究推進委員会（SIG小委員会）
2020年8月 - 2022年6月

日本認知・行動療法学会, 広報委員会（委員）
2019年7月 - 2021年6月

ACT Japan, 学生代表

受賞

2024年5月

2023年度日本スポーツ精神医学会優秀論文賞, 日本スポーツ精神医学会

井上和哉
2022年6月

ACBS Junior Investigator Poster Award, Examining the Factors of the Yips in Baseball: From the Perspective of Psychological Flexibility and Social Factor, Association for Contextual Behavioral Science

Inoue, K., Yamada, T., & Ohtsuki, T
2019年11月

APDWF/JGHF Young Investigator's Awards Presentations 2019, Creating a mobile medical application for Irritable Bowel Syndrome based on Cognitive Behavioral Therapy, Asia Pacific Digestive Week (APDW)

Kobayashi, K., Sou, Y., Ooi, M., Yamada, T., Inoue, K., & Fujii, Y.

論文

Development and validation of a Japanese version of the Teachers Acceptance and Action Questionnaire

Yuka Koh, Naoko Iwasawa, Kazuya Inoue, Tomu Ohtsuki

Journal of Contextual Behavioral Science in press 2024年2月査読有り
748

Relationships Between Throwing Yips in Baseball, Experiential Avoidance, Cognitive Fusion, Values, and Social Factors

Inoue, K., Yamada, T., & Ohtsuki, T

Journal of Clinical Sport Psychology 18(3) 374-395 2023年8月16日査読有り筆頭著者
外来臨床における標的行動選定プロセスとその特徴の記述に向けた系統的レビュー

嶋大樹、井上和哉、本田暉、高橋まどか

認知行動療法研究 49(2) 63-74 2023年5月31日査読有り
28

Acceptance and Commitment Therapy: ACT理解度テスト（ACT Check）の作成の試み

井上和哉, 新堂光太郎, 村松穂香, 林幹浩, 大月友

行動医学研究 27(1) 39-51 2022年査読有り筆頭著者
71

The validation and reliability of a Japanese version of the Problematic Online Gaming Questionnaire (POGQ-J)

Inoue, K., Yokomitsu, K., Irie, T., Matsuyama, M., & Tanaka, M

Addiction Science & Clinical Practice 16(69) 1-9 2021年11月査読有り筆頭著者
Measuring Momentary Experiential Avoidance in Daily Life: A Preliminary Investigation for a New Contingency-Based Measurement Framework

Shima, T., Inoue, K., Muto, T., & Kumano, H.

Journal of Evidence-Based Psychotherapies 21(1) 113-132 2021年3月査読有り
48

Reliability and Validity of the Implicit Relational Assessment Procedure (IRAP) as a Measure of Change Agenda

Inoue, K., Shima, T., Takahashi, M., Lee, S. K., Ohtsuki, T., & Kumano, H.

The Psychological Record 70(3) 499-513 2020年7月査読有り筆頭著者
Creative Hopelessness成立プロセスの実験的検討―Acceptance and Commitment Therapy関連尺度の変化から―

高橋まどか, 前田わかな, 嶋大樹, 井上和哉, 齋藤順一, 熊野宏昭

行動医学研究 24(2) 73-83 2019年9月査読有り
Implicit Relational Assessment Procedure（IRAP）を用いたACTのプロセス変数測定の研究動向

井上和哉, 熊野宏昭

早稲田大学臨床心理学研究 19(1) 191-196 2019年査読有り筆頭著者
社交不安症患者に対してAcceptance and Commitment Therapy (ACT) を適用した一事例 —治療文脈の形成に焦点を当てて—

高橋まどか, 前田わかな, 嶋大樹, 井上和哉, 熊野宏昭

早稲田大学臨床心理学研究 18(1) 3-11 2018年査読有り
価値の意識化に創造的絶望を付加することがウィリングネスに与える影響―スピーチ場面に焦点を当てて―

井上和哉, 佐藤健二, 横光健吾, 嶋大樹, 齋藤順一, 竹林由武, 熊野宏昭

認知行動療法研究 44(2) 101-113 2018年査読有り筆頭著者
体験の回避の傾向がスマートフォンの使用へ及ぼす影響

當房知佳, 森香音, 谷古雄亮, 法邑秀次, 北原万莉, 齋藤順一, 高橋まどか, 井上和哉, 熊野宏昭

早稲田大学臨床心理学研究 18(1) 29-35 2018年査読有り
Creative Hopelessness（創造的絶望）に関する研究の展望

井上和哉, 熊野宏昭

早稲田大学臨床心理学研究 18(1) 87-91 2018年査読有り筆頭著者
大学生における衝動性と食行動の関連の検討

北原万莉, 本田暉, 齋藤順一, 嶋大樹, 井上和哉, 清水彩乃, 前田わかな, 熊野宏昭

早稲田大学臨床心理学研究 17(1) 35-41 2017年12月査読有り
マインドフルネスが適用となる患者

熊野宏昭, 杉山風輝子, 富田望, 嶋大樹, 齋藤順一, 木甲斐智紀, 井上和哉

臨床精神医学 45 23-26 2016年12月招待有り

MISC

ACTの観点からイップスを科学する

井上和哉

心理学ワールド103号 44-44 2023年10月
トラウマに対するアクセプタンス＆コミットメント・セラピー

井上和哉・大月友

精神科 43(2) 218-223 2023年8月招待有り
アクセプタンス＆コミットメント・セラピー（ACT）の紹介と適用可能性

井上和哉, 大月友

心と社会 52(3) 98-104 2021年9月招待有り
ストレスを感じたらやるべきこと

<訳者>梅田亜友美、松本菜々子、伊藤里菜、加茂万菜美、黄優花 <監訳者>井上和哉、岩澤直子、村松穂香 <監修者>大月友

2021年9月
この人をたずねて

井上和哉

心理学ワールド94号ヒューマン・コンピュータ・インタラクション (94) 36-37 2021年7月招待有り

書籍等出版物

大学で心理学を学びたいと思ったときに読む本―心の科学への招待―

日本心理学会監修、富田健太編、讃井知編 (担当:分担執筆, 範囲:第4章心理的柔軟性を身につけて，部活動でのパフォーマンスを高める？、第11章心理学を学んだ先の進路（臨床行動分析の心理職および研究者としての道、臨床心理士を志したきっかけ、大学受験から博士号を取得するまで、ACTとの出会いと研究者の道、行動分析学や臨床行動分析を学んでよかったこと）)

誠心書房 2024年5月15日
教えて!ラス・ハリス先生ACTがわかるQ&A : セラピストのためのつまずきポイントガイド

Harris, Russ, 武藤, 崇, 大屋, 藍子, 茂本, 由紀, 嶋, 大樹

星和書店 2020年5月 (ISBN: 9784791110520)

講演・口頭発表等

日本認知・行動療法学会は本気で研究推進に取り組む

伊藤義徳(企画、司会)、鈴木伸一、甲田宗良、岡島義、井上和哉(話題提供者)、戸ヶ﨑泰子(指定討論者)

日本認知・行動療法学会第50 回大会 2024年9月24日招待有り
スポーツ領域に対するAcceptance and Commitment Therapy―普及と発展に向けて必要なこと―

井上和哉(企画、話題提供者)、栗林千聡(企画、話題提供者)、並木伸賢(話題提供者)、武藤崇(指定討論者)

日本認知・行動療法学会第50 回大会 2024年9月23日
臨床で活かす関係フレーム理論（RFT）の基礎と実践

朝倉智大(企画者、話題提供者)、姜来娜(話題提供者)、井上和哉(指定討論者)

日本認知・行動療法学会第50 回大会 2024年9月23日
10年間、女性恐怖を抱える20代男性に対するAcceptance and Commitment Therapyの症例報告

井上和哉、熊野宏昭

日本認知・行動療法学会第49回大会 2023年10月9日
204

ルール支配行動の基礎と応用を発展させるためにできることとは？

企画兼話題提供:井上和哉、企画兼司会:茂本由紀、話題提供:中村敏、紺田真穂、指定討論:大河内浩人、谷晋二

日本行動分析学会第41回大会 2023年9月3日
40

The relationships between psychological flexibility, self-compassion, and mental illness of Japanese Athletes: A large-scale cross-sectional web-based survey

Kazuya Inoue, Chisato Kuribayashi, & Kengo Yokomitsu

10th World Congress of Cognitive and Behavioral Therapies 2023年6月3日
Asia Flex Dialogue and Exchange Event #2 Acceptance

Shinji Tani, Pin Zhang, Kazuya Inoue, Manabu Yoshimoto, Yukie Kurumiya, Akihiko Masuda.

Asia Flex Dialogue and Exchange Event #2 Acceptance 2022年11月12日
メンタルヘルスの問題を抱えたアスリートがCBTの専門家と出会うために ―見えない障壁を取り払え―

話題提供者, 栗林千聡, 井上和哉, 藤原利菜, 指定討論者, 伊藤義徳

日本認知・行動療法学会第48回大会 2022年10月1日
大学の研究者が企業や地域と共同関係を結ぶために必要なこととは？

企画:日本心理学会若手の会、井上和哉、富田健太、話題提供者:山田達人、岡島義、工藤和俊、守谷喜光、秋冨穣、菅野仁美

日本心理学会第86回大会 2022年9月10日
Review of the Study of Rule-Governed Behavior in Japan

Tani, S., Shigemoto, Y., & Inoue, K.

Association for Behavior Analysis International 11th International Conference 2022年9月2日
若手・中堅心理支援者の考える、これからの学会間連携・協働—心理支援の実践領域を中心に―

日本カウンセリング学会若手・中堅の会(企画)、益子洋人(企画者)、井上和哉(話題提供者)、山崎孝明(話題提供者)、森川夏乃(話題提供者)、末武康弘(指定討論者)、永井智(司会)

日本カウンセリング学会 2022年8月6日招待有り
57

Examining the Factors of the Yips in Baseball: From the Perspective of Psychological Flexibility and Social Factor

Inoue, K, Yamada, T, Ohtsuki, T

ACBS VIRTUAL World Conference 14-19 June 2022 2022年6月16日
関係フレーム理論（RFT）入門：チュートリアルワークショップ

大月友、井上和哉、谷晋二

日本心理学会第85回大会 2021年9月1日
IRAP can capture Japanese’s AARRs in flight: Interpreting from DAARRE model

Tani, S., Miselli, G., Zhang, P., Inoue, K., & Shigemoto, Y.

ACBS VIRTUAL World Conference 24-27 June 2021 2021年6月27日
A pioneering study: Applying Acceptance and Commitment Training (ACT) for junior high school students in Japan

Shindo, K., Muramatsu, H., Inoue, K., & Ohtsuki, T.

ACBS VIRTUAL World Conference 24-27 June 2021 2021年6月25日
日本のACTとRFT研究の最前線―世界に追いつくために出来ること―

(話題提供者)井上和哉,佐藤友哉,茂本由紀,(指定討論者)谷晋二

ACT Japan 年次ミーティング 2021年3月14日
マインドフルネスの諸理論を整理する：疼痛をクロスロードに

牟田季純,越川房子,石川遥至,井上和哉,松野航大,松原貴子,菅村玄二

日本心理学会第84回大会 2020年9月8日
Does the Improvement of the Unworkable Change Agendas Measured by IRAP Predict the Change in Acceptance Behavior after the Acceptance Intervention?

Inoue, K., Tomita, N., & Kumano, H

ACBS World Conference ONLINE 2020年7月16日
Creating a mobile medical application for Irritable Bowel Syndrome based on Cognitive Behavioral Therapy

Kobayashi, K., Sou, Y., Ooi, M., Yamada, T., Inoue, K., & Fujii, Y.

Asia Pacific Digestive Week (APDW), Kolkata, India, 12–15 December 2019 2019年12月12日
アクセプタンス介入後の行動指標の予測について―潜在指標と顕在指標の比較―再解析結果

井上和哉, 嶋大樹, 高橋まどか, 熊野宏昭

日本認知・行動療法研究第45回大会 2019年8月31日