MISC

1993年1月

涸沼におけるフォールアウト核種の移行挙動に関する研究,1

保健物理
  • 武石 稔
  • ,
  • 川村 将
  • ,
  • 中島 尚子

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開始ページ
283-
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記述言語
日本語
掲載種別

湖沼系は、一般的に流域の汚濁物質等を集積しやすい性質を有する。しかし、湖沼の集積効果は、形状や流域状況により湖沼毎に大きく異なる。大洗工学センタ-周辺には、湖沼があり環境放射能監視の観点から、事前に、この集積効果や放射能水準を把握しておくことが極めて重要である。 そこで、湖沼水、湖底体積物、魚類、貝類等における放射能水準、並びに塩素量、pH等の核種移行に関係すると推察される項目について調査してきた。その結果湖底体積物の$^{137}$Cs濃度の推移、湖水の滞留、湖底体積物の分配係数(Kal)、魚類の濃縮係数(CF)など有益なデ-タを得たので報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4052600
ID情報
  • ISSN : 0367-6110

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