2013年11月
医療・福祉機関における発達障害に関するアセスメントツールの利用実態に関する調査
精神医学
- 巻
- 55
- 号
- 11
- 開始ページ
- 1093
- 終了ページ
- 1102
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11477/mf.1405102601
- 出版者・発行元
- (株)医学書院
発達障害児者の支援に携わる全国の2,790の医療機関および福祉機関を対象に,アセスメントツールの利用の実態と利用を規定する要因を検討することを目的に調査を行った。一般的ツールの利用率は,医療機関や児童相談所では9割,発達障害者支援センターや保健センターでは7〜8割であったが,福祉施設・事業所ではわずかに2割以下であった。全般的に知能検査・発達検査が比較的よく利用されている一方で,生活能力,問題行動,発達障害特性に関するツールは利用する機関が少なかった。特に,18歳未満の利用者がいない福祉施設・事業所では,アセスメントツールの普及が遅れていた。アセスメントツールの利用には,実施者や購入資金,実施時間といった資源の不足のみならず,アセスメントに対する理解の不足,ツールの利便性の問題なども影響することが推測された。(著者抄録)
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.11477/mf.1405102601
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40019875596
- Jamas Url
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20131127040011&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40019875596&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20131127040011&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11477%2Fmf.1405102601&type=%88%E3%8F%91.jp_%83I%81%5B%83%8B%83A%83N%83Z%83X&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00024_2.gif
- ID情報
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- DOI : 10.11477/mf.1405102601
- ISSN : 0488-1281
- eISSN : 1882-126X
- 医中誌Web ID : 2014056708
- CiNii Articles ID : 40019875596