論文

2017年3月

「大学進学機会の地域格差に関する仮説生成型研究」

『大正大學研究紀要』

102
開始ページ
290
終了ページ
318
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)

大学進学機会に地域格差が生じる理由を統合的に説明することを目的に、理論仮説を探索するものである。その方法は、定量的分析と定性的分析という2つの方法論を架橋するものである。具体的には、2016年3月における高校1年生とその母親を母集団とする質問紙調査から得られたデータに基づき、高校1年生の出身地域と当該生徒に対する質問項目全部とのクロス集計(または平均値差の比較)を行い、その結果を川喜田(1967、1970)に基づきA型図解、B型文章化する、という手順を用いた。

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