2012年4月 - 2015年3月
多機能性を有するナノユニット複合金属酸化物触媒の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、1~2ナノメートル(nm)前後の微細な細孔構造を有するポーラスシリカを鋳型にして、様々な金属酸化物を導入及び複合させることで、エネルギー分野や環境浄化技術への応用が期待される新規機能性材料の開発を行った。主な成果としては、次の2点が挙げられる。①シリカ鋳型を用いてCr種を合成して得られた再生可能な酸化剤兼燃焼触媒:室温から連続的にVOC排ガス処理が可能。②酸化チタン-酸化タングステンのナノ複合微粒子:酸化剤作用と水熱合成法を組み合わせてナノレベルで両者を接合させることに成功:電荷分離を促進によるナノ複合光触媒活性の飛躍的な向上を確認。
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- 課題番号 : 24550181
- 体系的課題番号 : JP24550181