論文

査読有り 筆頭著者 責任著者 本文へのリンクあり
2014年11月

住民の地域環境に対する認知が津波避難行動に及ぼす影響―千葉県御宿町の事例から―

日本建築学会計画系論文集
ダウンロード
回数 : 61
  • 諫川 輝之
  • ,
  • 大野 隆造

79
705
開始ページ
2405
終了ページ
2413
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.3130/aija.79.2405

東日本大震災において大津波警報が発令された千葉県御宿町を対象としてアンケート調査を実施し、津波時における避難行動の実態を地域の環境と対応させて分析するとともに、事後的に調査した環境認知構造との関連を考察した。その結果、避難実施の判断は自宅の位置によって大きく異なっていたが、地形に関する認知は実際の空間とはずれていた。また、避難場所の選択は様々な要因によっており、環境に対する認知が関係していた。さらに、危険な避難経路が多数選択され、その一部は環境認知の歪みが影響していることが明らかになった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3130/aija.79.2405
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/79/705/79_2405/_pdf/-char/ja
ID情報
  • DOI : 10.3130/aija.79.2405

エクスポート
BibTeX RIS