2013年9月
重度要介護高齢者の在宅生活の継続条件-介護支援専門員による認識とその影響要因-
ケアマネジメント学
- ,
- 巻
- 12
- 号
- 12
- 開始ページ
- 45
- 終了ページ
- 54
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
重度要介護高齢者の在宅生活の継続条件を明らかにすることを目的とし、愛知県内の170事業所に在籍する介護支援専門員(CM)340人対象の郵送調査を実施した。重度者の在宅継続に重要と思われる22項目を設定し、認知症がない場合と認知症があり歩行可能な場合について、各項目の重要度を評価してもらった。CMが最も重要と認識する条件は、健康な介護者がいる、家族関係が良好、介護保険制度によるサービスの充実であり、認知症があり歩行可能な重度者の場合はさらに見守り体制の充実と介護者の精神的負担の軽減があげられた。<br />