2011年4月 - 2014年3月
次世代型統合的ゲノム解析による食道癌の治療効果予測アルゴリズム構築と分子標的探索
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
食道扁平上皮癌(ESCC)の「個別化医療」実現のため、体系化されたプロトコールで治療された臨床検体と臨床情報を収集し、これらを対象に次世代シーケンサーとアレイによりオミックス(配列、コピー数、メチル化、発現)情報を抽出、統合することにより、分子マーカーを用いてESCCの悪性度や治療効果を予測するためのアルゴリズムを構築した。さらに統合データを用いて診断や治療の標的遺伝子候補の探索と同定を行い、ESCCのみならず他のがんでも、本アプローチが応用可能で有用であることを示した。
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- 課題番号 : 23390325
- 体系的課題番号 : JP23390325