2018年4月 - 2021年3月
定住狩猟採集民から農耕牧畜社会へ:ティグリス川上流域における4千年の過程を探る
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
家畜化過程が進行した核地域であるティグリス川、ユーフラテス川上流域の新石器時代遺跡から出土した動物骨資料を
もとに、1)定住集落における狩猟採集民による野生祖先種の利用、2)家畜化の過程における動物利用の変化、3)家畜化センターから周辺への家畜の拡散と受容、4)農耕牧畜社会での野生動物資源利用 について明らかにすることを目的として資料収集を行った。
8月に2)の段階の先土器新石器時代B期の資料を出土するチャヨニュ遺跡で出土動物骨のデータ収集を行った。3)の段階の先土器新石器時代終末期~土器新石器時代(紀元前7000年頃~)のスマキ遺跡の出土動物骨は総合研究大学院大学の本郷研究室に保管されており、これらの同定と計測を行った。
国際考古動物学会の大会が中東工科大学(トルコ、アンカラ、9月2-7日)にて、研究代表者と分担者が成果発表を行った。
研究代表者はこの学会でセッション、”Conservative, consistent and comparative: Papers in Zooarchaeology honoring Richard H. Meadow”をオーガナイズした。
もとに、1)定住集落における狩猟採集民による野生祖先種の利用、2)家畜化の過程における動物利用の変化、3)家畜化センターから周辺への家畜の拡散と受容、4)農耕牧畜社会での野生動物資源利用 について明らかにすることを目的として資料収集を行った。
8月に2)の段階の先土器新石器時代B期の資料を出土するチャヨニュ遺跡で出土動物骨のデータ収集を行った。3)の段階の先土器新石器時代終末期~土器新石器時代(紀元前7000年頃~)のスマキ遺跡の出土動物骨は総合研究大学院大学の本郷研究室に保管されており、これらの同定と計測を行った。
国際考古動物学会の大会が中東工科大学(トルコ、アンカラ、9月2-7日)にて、研究代表者と分担者が成果発表を行った。
研究代表者はこの学会でセッション、”Conservative, consistent and comparative: Papers in Zooarchaeology honoring Richard H. Meadow”をオーガナイズした。
- ID情報
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- 課題番号 : 18H00754
- 体系的課題番号 : JP18H00754
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
世界と日本の考古学 ーオリーブの林と赤い大地ー 63-74 2020年3月20日 筆頭著者責任著者