2019年4月 - 2022年3月
児童福祉施設における青少年支援の再検討-遊び・スポーツ等を通した支援を中心に-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、児童福祉施設における青少年支援、なかでも遊びやスポーツ、レクリエーションを通した支援についての検討を行うことを目的としている。その背景には、児童福祉施設における支援が「自立」に向けた支援に重きが置かれており、レクリエーション等に関する支援については、科学的根拠に基づいた活動が提供されているとは言い難い現状がある。
アメリカ・オハイオ州立大学で展開されているLiFEsportsのプログラムを、日本の現状にあわせて改良してもらうため、LiFEsportsのディレクターであるDawn Anderson-Butcher教授(オハイオ州立大学教授)を2019年9月に日本に招聘し、児童福祉施設の視察を行った。栃木県・札幌市・東京における児童自立支援施設、児童養護施設、母子生活支援施設(計5施設)の見学と施設長からのヒアリングを実施した。これにより、各施設の特徴とレクリエーション等の実情を把握することができ、2020年度に実施予定である、施設職員を交えた、プログラムデザインの作成と実践についての学びについての素地ができた。さらに、LiFEsportsの概要と新たな取り組みについて、Anderson-Butcher教授のプレゼンテーションも実施した。
日本国内の児童福祉施設におけるレクリエーション等の実態調査については、年間行事をはじめとしたレクリエーションやスポーツの実態だけではなく、その行事等に関するプログラムをどのように計画立案しているのか、その点についても質問紙に盛り込む必要が生じた。そのため、当初の計画を入れ替えて、2020年に実施予定だったヒアリング調査を先に実施し、質問紙調査を2020年度に実施することとした。
アメリカ・オハイオ州立大学で展開されているLiFEsportsのプログラムを、日本の現状にあわせて改良してもらうため、LiFEsportsのディレクターであるDawn Anderson-Butcher教授(オハイオ州立大学教授)を2019年9月に日本に招聘し、児童福祉施設の視察を行った。栃木県・札幌市・東京における児童自立支援施設、児童養護施設、母子生活支援施設(計5施設)の見学と施設長からのヒアリングを実施した。これにより、各施設の特徴とレクリエーション等の実情を把握することができ、2020年度に実施予定である、施設職員を交えた、プログラムデザインの作成と実践についての学びについての素地ができた。さらに、LiFEsportsの概要と新たな取り組みについて、Anderson-Butcher教授のプレゼンテーションも実施した。
日本国内の児童福祉施設におけるレクリエーション等の実態調査については、年間行事をはじめとしたレクリエーションやスポーツの実態だけではなく、その行事等に関するプログラムをどのように計画立案しているのか、その点についても質問紙に盛り込む必要が生じた。そのため、当初の計画を入れ替えて、2020年に実施予定だったヒアリング調査を先に実施し、質問紙調査を2020年度に実施することとした。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H01595
- 体系的課題番号 : JP19H01595
この研究課題の成果一覧
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論文
3-
施設における子どもの遊びやレクリエーションに関する調査 1-6 2023年3月
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施設における子どもの遊びやレクリエーションに関する調査 86-91 2023年3月
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施設における子どもの遊びやレクリエーションに関する調査<コロナ禍での影響に関する項目>報告書 3-6 2022年3月
MISC
1-
施設における子どもの遊びやレクリエーションに関する調査<コロナ禍での影響に関する項目>報告書 7-19 2022年3月