2014年4月 - 2017年3月
社会的養護における「家庭的」支援の検討-児童自立支援施設からの考察-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究の目的は社会的養護の支援について児童自立支援施設を通して検討することにある。「家庭的」支援は「個別性の重視」「非日常性」「児童と一緒」といった要因を含み、児童からの評価も高い。寮舎形態は、児童だけでなく職員においても「夫婦制」の方が評価は高く、「家庭的」支援の実施率も高かった。児童にとって日々の生活の困難は、他の児童との関係や、交代職員の対応に一貫性がないことである。
また支援での「女性」の存在は大きく、それは児童に「女性」や「自分」を大切にする価値を授ける。これらの検討に加えて「いかにも施設」といった支援を減らしていく事も必要であり、そのためには職員へのサポート拡充も求められる。
また支援での「女性」の存在は大きく、それは児童に「女性」や「自分」を大切にする価値を授ける。これらの検討に加えて「いかにも施設」といった支援を減らしていく事も必要であり、そのためには職員へのサポート拡充も求められる。
- ID情報
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- 課題番号 : 26285134
- 体系的課題番号 : JP26285134
この研究課題の成果一覧
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論文
2-
『社会的養護における「家庭的」支援の検討-児童自立支援施設からの考察-』2016年度報告書 ー 3-20 2017年3月
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北海道医療大学看護福祉学部紀要 (23) 23-32 2016年 筆頭著者
書籍等出版物
1-
生活書院 2023年11月20日 (ISBN: 4865001611)