2000年7月
43. Proceedings of the Ocean Drilling Program, Scientific Results, Vol. 167
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- 担当区分
- 共編者(共編著者)
- 出版者・発行元
- College Station TX (Ocean Drilling Program), ISSN:1096-7451, doi:10.2973/odp.proc.sr.167.2000
- 記述言語
- 英語
- 著書種別
- 調査報告書
南カリフォルニア縁辺域における各種のプロキシーから還元的な海底環境を示す証拠が得られたが,明確な縞状堆積物を形成するほどではなかった.カリフォルニア縁辺域では中新世中~後期(12~6.5 Ma)に発達した沿岸湧昇流がもたらした珪藻軟泥が堆積盆地の基盤地形を反映しながら発達しており,陸域で珪質岩相が優勢なモンテレィ層に対比される.また,北の地点ほど珪藻質堆積物がよく発達している.堆積物中の珪藻と石灰質ナノ化石の量差によって堆積物の色と鉱物組成が数10 cmから数m単位で周期的に変化している.