2004年5月 - 2005年3月
最終氷期最寒時以降における日本海の環境変動に関する高分解能研究(1)
とやま国際センター 受託研究
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
14C年代測定された隠岐堆DGC-6コアと能登半島沖MD01-2407コアで,(1)表層水の変動は珪藻群集,浮遊性有孔虫殻のδ18Oとδ13C,有機炭素量などによる表層海水温,塩分,表層水の起源,生物生産量などから,(2)底層水は生痕や並行葉理の保存度,有機炭素/硫黄比,炭酸塩量などによる深層水の溶存酸素濃度,循環速度,炭酸塩溶解深度などから考察された.(3)アジアモンスーン変動との因果関係と位相関係が考察された.