2015年4月 - 2019年3月
学校版協調運動検査の作成に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
近年、発達性協調運動症などの協調運動の問題への支援が学校などで課題となっている。本研究では、学校や保育園で教師や保育士が協調運動の問題を客観的に捉えることができる簡便な検査を作成し、その有用性を検証した。発達障害児の協調運動障害を分析し簡便な検査試案を作成した。そして、3-10歳の子どもに実施した。その検査スコアは、22項目中の17項目が月齢と有意な相関を示した。よって、多くの項目が子どもの加齢に伴う運動発達を評価できていると考えられる。また、作成した検査項目のスコアと外部基準となる検査のスコアとの相関を分析したところ、多くの項目で相関が見られ、協調運動検査としての妥当性が確認された。
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- 課題番号 : 15K01417
- 体系的課題番号 : JP15K01417