基本情報

所属
大阪大学 微生物病研究所 システム生命医科学分野 助教
学位
博士(医学)(群馬大学)

研究者番号
20757504
J-GLOBAL ID
202401018216285648
researchmap会員ID
R000075019

 大学院時代から一貫して、細胞の運命制御に関わるエピジェネティクス、特にクロマチン構造の重要性に興味を持って研究しています。

 大学院時代は神経幹細胞の分化誘導系をモデルとして、遺伝子座の核内配置やクロマチン高次構造の細胞運命制御における重要性を明らかにしました(Scientific Reports 2015, JCB 2017, Mol Cell Biol 2017) 。この時の研究を通して、細胞の運命制御に関わるエピジェネティクスを理解するためには、エピゲノム変化が原因なのか結果なのかを明らかにする必要があると強く感じました。

 そこで学位取得後は、Clear Cell Sarcoma (CCS)のモデルマウスとiPS細胞作製技術を用いて、発がん過程におけるエピゲノム制御の重要性を明らかにするとともに、がん細胞のリプログラミング抵抗性の基盤を解明し、その知見を薬剤スクリーニングシステムに発展させました(Nat Commun 2019, Cell Reports 2022)。これらの研究を通して、細胞の運命制御に伴うエピゲノム変換の上流因子として働くパイオニア転写因子とその制御機構に興味を持ちました。

 現在はパイオニア転写因子に対して抑制的に働くと考えられているH3K9me3修飾ヘテロクロマチンの制御機構を明らかにすることを通して、細胞の未分化性維持や運命制御におけるクロマチン構造の重要性をより深く理解するとともに、その知見を未分化性を持つがんの治療に繋げたいと考えています。


論文

  14

書籍等出版物

  3

主要な講演・口頭発表等

  13

所属学協会

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

学術貢献活動

  18

社会貢献活動

  3