基本情報

所属
一橋大学 社会学研究科 博士後期課程 総合社会科学専攻
日本学術振興会特別研究員DC2
学位
修士号(社会学)(2021年3月 一橋大学)

連絡先
matto4869gmail.com
J-GLOBAL ID
202101015470356619
researchmap会員ID
R000018574

 専門分野は地域社会学・地域政策学。主な研究テーマは戦後日本における都市−農村移住をめぐる政策史研究です。あわせて、都市-農村移住をめぐる政策だけでなく、新聞や雑誌などのメディア言説を対象にした歴史社会学研究もしています。具体的には国や地方自治体による都市から非都市とされる地域への政策的な移住促進が、なぜ行われるようになったのか、そしてなぜ現在まで継続的に行われているのかを歴史的に研究しています。分析手法としては、政策学における歴史的制度論や言説的制度論、社会学におけるフレーム分析やレトリック分析・言説分析などを援用しながら、政策的な移住促進を正当化してきた論理とその背景を明らかにすることを目指しています。

 他には国内外の地方移住・農村移住動向と政策の関係、農村地域社会における多様な人々(地元住民と移住者など)の社会的葛藤と共生などをテーマに長野県や岩手県をフィールドに研究を行っています。2021年度からは、文化政策と移住政策の関連について兵庫県豊岡市における演劇のまちづくりを事例に研究を行っています。また都市-農村移住を社会科学における移動論的展開やNew Mobility Paradigmの中に位置づけることも試みています。

 社会学や地理学、観光学分野の有志の先生方とともに、移動移住観光研究会なるものも開催しています。モビリティ研究等の観点から毎月1名が専門分野の研究発表と議論を行う研究会です。

 研究テーマと関連する分野での市民や民間事業者、行政との協働による実践的活動と事業にも注力しており、現在は自治体訪問者満足度調査や未訪問者認知度調査、地域PR事業におけるアドバイザー、まちづくりワークショップや地域講座の主催運営などを受託し行っています。


論文

  8

MISC

  3

講演・口頭発表等

  26

担当経験のある科目(授業)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

社会貢献活動

  16

メディア報道

  12

その他

  7