論文

査読有り
2009年8月

日本海東部における対馬暖流分枝のモデリング

Journal of Oceanography
  • 川村 英之
  • ,
  • 伊藤 集通
  • ,
  • 広瀬 直毅*
  • ,
  • 滝川 哲太郎*
  • ,
  • Yoon J.-H.*

65
4
開始ページ
439
終了ページ
454
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1007/s10872-009-0039-3

本研究では、日本海における汚染物質の移行解明に重要となる沿岸表層流をより正確に推定するために、海洋大循環モデルを使用して対馬暖流の分枝を現実的に再現することを検討・評価した。日本海と外海を結ぶ対馬海峡と津軽海峡の境界条件として、音響ドップラー流向流速分布計(ADCP)観測で得られた流量を使用した。また、人工衛星海面高度計データと沿岸潮位計データを数値モデルに同化した。数値実験の結果、沿岸潮位計データは沿岸域の海況場を修正するのに有効であることが確認された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1007/s10872-009-0039-3
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014887
ID情報
  • DOI : 10.1007/s10872-009-0039-3
  • ISSN : 0916-8370

エクスポート
BibTeX RIS