2015年4月 - 2018年3月
リボソーム触手様タンパク質とアミノアシルtRNA合成酵素の相互作用の構造基盤解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K06964
- 体系的課題番号
- JP15K06964
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
リボソーム表面で柔軟かつ広範囲に運動する“触手様タンパク質”は、翻訳因子と直接相互作用して翻訳因子をリボソームへとリクルートする。一方で最近、触手様タンパク質がアミノアシルtRNA合成酵素とも相互作用し、アミノアシルtRNAを翻訳因子へ効率よく供給する役割も担うことが示された。本研究では、まず触手様タンパク質とアミノアシルtRNA合成酵素の相互作用実験を行った。その結果、触手様タンパク質のC末端ドメインのN末端側部位がアミノアシルtRNA合成酵素との相互作用に重要であることを示唆する結果を得た。また、我々は触手様タンパク質-アミノアシルtRNA合成酵素の微結晶を得ることに成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K06964
- 体系的課題番号 : JP15K06964