2013年 - 2015年
線条体階層意思決定仮説の検証
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 25430017
- 体系的課題番号
- JP25430017
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 5,330,000円
- (直接経費)
- 4,100,000円
- (間接経費)
- 1,230,000円
- 資金種別
- 競争的資金
線条体は大脳基底核の主要な入力サイトであり意思決定に関与している。これまでの研究から、背外側線条体(DLS)は習慣型行動、背内側線条体(DMS)は目的志向型行動、腹側線条体(VS)はモチベーションに関与すると考えられてきた。本研究では、選択課題中のラットのDLS、DMS、VSで、どのような情報が表現されているかを体系的に調べた。
主要な発見は、(1)ラットが課題を開始するときに、VSの神経細胞の多くが活動を上げていたこと、(2)行動選択のときに、DMSの神経細胞が選んだ選択肢の情報を最もコードしていたことである。これらの発見は、線条体階層意思決定仮説を指示するものである。
主要な発見は、(1)ラットが課題を開始するときに、VSの神経細胞の多くが活動を上げていたこと、(2)行動選択のときに、DMSの神経細胞が選んだ選択肢の情報を最もコードしていたことである。これらの発見は、線条体階層意思決定仮説を指示するものである。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25430017
- 体系的課題番号 : JP25430017