2009年 - 2011年
民事訴訟における主張過程の規律に関する基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
民事訴訟における主張過程の規律についての基礎的な研究を行った。具体的には、ドイツ法および英米法における議論の分析を手がかりとして、民事訴訟における当事者の情報提供義務の正当化根拠とその規律内容の設定することを主たる目的として研究である。その研究の成果として、民事訴訟における当事者の情報提供義務は、原告・被告という訴訟法上の地位と情報をめぐる原告・被告との間の実体法的な法律関係とに着目した分析視角が重要であることを明らかにした。
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- 課題番号 : 21730075
- 体系的課題番号 : JP21730075