2020年12月30日
多発性硬化症ウイルスモデルにおける唾液 IgA 検出システムの確立:新型コロナウイルス・ワクチン開発への応用
別冊 BIO Clinica
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- 巻
- 25
- 号
- 開始ページ
- 98
- 終了ページ
- 102
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 北隆館
IgA は粘膜免疫の主体として知られるが, タイラーウイルス(TMEV)による多発性硬化症のマウスモデルにおいては, IgAは意外にも脊髄の炎症性脱髄病巣に一致して検出される。本稿では IgA の経時的モニタリングのために、我々が開発した簡便なマウス唾液採取法を紹介する。この手技の確立は TMEV モデルの病態解明に有用であるだけでなく, 唾液からのウイルスおよび IgA の検出が開発の鍵となる新型コロナウイルス・ワクチンにも貢献し得る。
助成:日本学術振興会 基盤研究 (C) [18K07379 (A-MP) 20K07455(IT)]・新学術領域 [17H06404 (IT)], 日本医療研究開発機構 (AMED) 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 [20fk0108084h0802 (IT), 19fk0108168s0101 (IT)],令和 2 年度“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト 研究11 (IT) 研究16 (A-MP)
助成:日本学術振興会 基盤研究 (C) [18K07379 (A-MP) 20K07455(IT)]・新学術領域 [17H06404 (IT)], 日本医療研究開発機構 (AMED) 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 [20fk0108084h0802 (IT), 19fk0108168s0101 (IT)],令和 2 年度“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト 研究11 (IT) 研究16 (A-MP)
- リンク情報
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