2012年4月 - 2016年3月
脳機能計測に基づく外国語文法規則習得過程の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
NIRS (near infra-red spectroscopy) を用いL2習得過程における脳活動を計測し,教育への応用について検討した.韓国語知識ゼロの日本語母語話者を対象に韓国語授業を実施した.韓国語授業終了1週間後と3週間後の2回,韓国語と日本語の行動実験と脳機能計測 (J課題, K課題) を実施した.結果,J課題左半球は試行回による差がみられなかったのに対し,K課題左半球は1回目に比し2回目の左半球の賦活が有意に強かった.K課題における左半球の違いはL2習得過程を反映していると考えられた.脳機能計測結果に基づくL2習得の評価や習得過程のモデル化など教育への応用が期待される.
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- 課題番号 : 24520643
- 体系的課題番号 : JP24520643