2014年4月 - 2018年3月
細胞を遊走させる回転するストレスファイバ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 26650050
- 体系的課題番号
- JP26650050
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
アメーバ運動は様々な生物学的現象において不可欠な役割を果たす。魚類表皮の遊走細胞ケラトサイトのストレスファイバは、移動方向に垂直に配列している。このストレスファイバのユニークな配列は、アメーバ運動で独特の役割を果たしているかもしれない。本研究では、まず、ストレスファイバが細胞体内の細胞質を取り囲むように立体的に配置されていることを明らかにした。さらに、移動中のストレスファイバが車輪のように回転することを3次元動画で直接的に示した。ストレスファイバの一部を破壊すると、細胞は左右のバランスの崩壊させた。以上、ストレスファイバの回転がケラトサイトのアメーバ運動で車輪の役割を果たすことを示している。
- ID情報
-
- 課題番号 : 26650050
- 体系的課題番号 : JP26650050