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2014年2月3日

非同期式QDI回路における任意の故障に対する検出手法(テスト容易化設計,VLSI設計とテスト及び一般)

電子情報通信学会技術研究報告. DC, ディペンダブルコンピューティング
  • 水谷 早苗
  • ,
  • 岩田 大志
  • ,
  • 山口 賢一

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開始ページ
13
終了ページ
18
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

VLSIの製造プロセスの微細化に伴い,非同期式回路が注目されている.非同期式回路の実現方法として,同期式回路から非同期式回路へ変換する手法が提案されている.本稿では,この同期-非同期変換によって実現された非同期式QDI(Quasi Delay Insensitive)回路に対するDFT手法およびテスト手法を提案する.既存手法のテストは,変換によって非冗長となる故障が検出できないという問題がある.提案手法では,縮退故障を故障の箇所に応じて5つに分類し,それぞれのタイプに対してDFTを行うことで100%の故障検出率を保証する.評価実験では,ベンチマーク回路に対して提案手法を適用し100%を達成することを確認した.また,DFTによる面積の増加率も検証した.

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201402274362259350
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA1123312X
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1520572357131391872?lang=ja
URL
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009837565
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • J-Global ID : 201402274362259350
  • CiNii Articles ID : 110009837565
  • CiNii Books ID : AA1123312X
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000006588919
  • CiNii Research ID : 1520572357131391872

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