基本情報

所属
株式会社ハンマーバード 代表
慶應義塾大学 SFC研究所  上席所員
学位
政策・メディア修士(2008年9月 慶應義塾大学)

J-GLOBAL ID
202301020441218841
researchmap会員ID
R000053853

株式会社ハンマーバード代表取締役、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。

広告・マーケティングの分野で、情報の送り手と受け手をつなぐコミュニケーションの企画・実践に携わるなかで、政治分野への応用に着目し、2005年に「政治家評価システム」の特許を出願。以来、約20年にわたり、シビックテックと民主主義のための社会基盤の研究・開発に取り組んできた。

メディア領域では、2012年に朝日新聞「オルタナティブ・ニッポン」の立ち上げ・運営実務を担当し、紙面とFacebook、Twitter、専門家と一般参加者をつなぎ、社会課題について議論する新しいメディアのあり方を実践した。また、フジテレビでは「コンパス」事務局を担当し、有識者にニュースを投げ掛け、その回答を番組やサイトに反映する仕組みを日本で初めて開発・実装したほか、視聴者からネット経由で寄せられた意見を番組につなぐ取り組みを行った。

一貫して取り組んできたのは、デジタル時代の民主主義が抱える一つの根本的な課題である。すなわち、国民が社会の課題について必要な情報を得て、学び、考え、意思を形成し、それを政治・行政に届けるための仕組みが、十分に存在していないという問題である。

単に意見や感情を集める「世論」ではなく、主権者自身が情報を共有し、理解を深め、互いの考えを参照しながら、社会について熟慮した意思として「輿論」を形成する。そのための仕組みとして開発したのが、ポリネコ!(PoliNeCo: Political Needs Coordinator)である。

ポリネコ!は、特許技術に基づく参加型プラットフォームで、意見を表明する過程で、関連する情報を学び、理解度を確認し、考えを深めるプロセスを組み込んでいる。

ポリネコ!の最初の自治体実装となった栃木県塩谷町では、「塩谷町民全員会議」の名称で、10代から80代までの2,000人以上の住民と町議会議員全12名が参加し、人口減少に直面する町のあり方について、住民と議会が共通の前提を踏まえて意思表示を行い、それまで見過ごされてきた10代の住民を重視する「人が育つまちづくり」の合意形成に至った。

現在は、長野県千曲市において、中学生を含む住民の市政参加の基盤「ポリネコ!CHIKUMA」として運用されている。

これまでの取り組みは、マニフェスト大賞 最優秀コミュニケーション戦略賞(2016年)・優秀賞(2024年)、STI for SDGsアワード奨励賞(2026年)、第20回キッズデザイン賞 優秀賞・奨励賞(2026年)などを受賞している。


主要な研究キーワード

  13

経歴

  3

学歴

  1

論文

  3

MISC

  3

講演・口頭発表等

  9

Works(作品等)

  6

メディア報道

  7