原子力機構におけるISプロセスの開発状況
International Conference on Hydrogen Production 2014 (ICH2P 2014)
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- 開催年月日
- 2014年2月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
ISプロセスはヨウ素と硫黄を用いた化学反応により、約900$^{\circ}$Cの熱で水を分解する水素製造技術であり、高温ガス炉の有望な熱利用系の一つである。原子力機構はガラス製の機器を用いて、1994年にISプロセスを構成する3反応を連結した連続水素製造(水素製造規模: 毎時30リットル)に成功している。その後、金属、セラミックス等の工業材料を用いた機器開発、健全性確証等の耐食技術の研究開発を行ってきている。現在、ブンゼン反応機器については健全性確証を完了し、硫酸分解、ヨウ化水素分解については健全性確証試験を進めている。本報告では、原子力機構におけるISプロセス開発の現況について述べる。