2020年5月
熱化学法ISプロセスにおける耐食機器の信頼性向上
Nuclear Engineering and Design
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- 巻
- 361
- 号
- 開始ページ
- 110573\_1
- 終了ページ
- 110573\_6
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nucengdes.2020.110573
原子力機構では、原子力を用いた水素製造法として、高温ガス炉の熱利用法として有力候補の一つである熱化学法ISプロセスに関する研究開発を実施している。グラスライニング鋼材は、耐食性と構造強度を両立した実用工業材料であり、ISプロセスにおける候補材料のひとつである。本報では、グラスライニング製品の信頼性向上に関する技術的要件を整理し、製造品質の向上を図るとともに、試作したグラスライニング製熱電対保護管に対して、ガラス層のFEM応力解析, 熱サイクル試験, 曲げ荷重試験、及び試験片による腐食試験を行い、プロセス環境における健全性を確認した。
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- DOI : 10.1016/j.nucengdes.2020.110573
- ISSN : 0029-5493