Misc.

Mar, 2011

肝胆膵疾患の免疫病態の新たな展開 C型肝硬変生体部分肝移植後のHCV特異的免疫応答の変化についての検討

消化器と免疫
  • 高木章乃夫
  • ,
  • 岩崎良章
  • ,
  • 八木孝仁
  • ,
  • 山本和秀

Volume
47
Number
47
First page
41
Last page
43
Language
Japanese
Publishing type
Publisher
日本消化器免疫学会

生体肝移植後C型肝炎患者の有意な死亡リスク要因は高齢ドナーであった。インターフェロン投与が必要な活動性肝炎に至るリスク要因は有意なものはなかった。C型肝炎ウイルス(HCV)抗原特異的な免疫応答は、非移植症例ではウイルス排除群において強力であるが、慢性肝炎症例では病態にかかわらず弱かった。一方、移植後症例においては、ALTに代表される肝炎の程度の低い症例において免疫応答が高い傾向にあり、ウイルス駆除に成功した症例では高値となっていた。(著者抄録)

ID information
  • Ichushi Web ID : 2011237288

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