2015年4月 - 2019年3月
南半球での超高層大気下部の大気重力波マッピング:ANGWIN網による空白域の調査
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 15H02137
- 体系的課題番号
- JP15H02137
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 39,650,000円
- (直接経費)
- 30,500,000円
- (間接経費)
- 9,150,000円
地球大気の高度100kmまでの全球的な循環(大循環)を駆動する「大気の波」である大気重力波について、もっとも活発な領域の一つでありながら、地理的制約からこれまで観測研究が遅れていた南半球高緯度すなわち南極域に焦点をあて、近年南極各地で観測が行われている大気光(超高層大気の発光現象)の高感度カメラ観測の画像を解析して、大気重力波の未知の特性を明らかにした。連続画像から波のエネルギーや伝搬特性を調べることができる解析法を開発し、南極のみならず世界各地の画像観測に適用できる汎用ソフトウェアを得た点も特筆できる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H02137
- 体系的課題番号 : JP15H02137