2015年4月 - 2018年3月
多機能性ハイブリッド型ワクチンプラットフォームを基盤としたマラリアワクチンの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
熱帯熱マラリア感染防御(PfCSP)および感染防御-伝播阻止(Pfs25-PfCSP)両機能を搭載したコンポーネント-DNAハイブリッド型BDESワクチン、組換えアデノウイルスの作製を完了した。マウスモデルの免疫実験では、非常に高い抗PfCSPおよび抗Pfs25抗体価を誘導し、PfCSP特異的なIFN-gの産生も観察された。最も重要な感染防御効果もほぼ100%であり、BDESワクチン、組換えアデノウイルスを用いたheterologous prime-boost immunizationでは、99%の伝播阻止効果を達成することに成功した。
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- 課題番号 : 15H04723
- 体系的課題番号 : JP15H04723