MISC

2019年3月

「信州 知の連携フォーラム(第2回)」報告 : コンテンツの再価値化:地域の文化資産を繋ぎなおし、読み解きなおす

信州大学附属図書館研究
  • 森 いづみ

8
開始ページ
187
終了ページ
206
記述言語
日本語
掲載種別

2018(平成30)年2月22日(木)、信州大学附属図書館中央図書館セミナー室を会場に、「信州 知の連携フォーラム(第2回)」が信州大学附属図書館、県立長野図書館、長野県信濃美術館の主催、長野県立歴史館の共催、長野県の後援により開催され、約50名が参加した。<br />
当フォーラムは、長野県における文化的情報資源を収集・蓄積・提供する公共機関であるMLA(Museum,Library,Archives)が連携して「信州における価値ある地域資源の共有化と知識化・発信を通して地域住民の学びを豊かにし、地域再生につなげていく」ための方策を議論することを目的として、平成28年度から実施され、今回が2回目となる。<br />
第2回フォーラムは、テーマを「コンテンツの再価値化:地域の文化資産を繋ぎなおし、読み解きなおす」と定めた。ここでいう「再価値化」は、各機関が既に所蔵しているモノ(=「機関アーカイブ」)を従来とは別の視点から見てみることを意味する。さらに「機関アーカイブ」を越え、失われつつあるもの、存在が知られていないものも含め、ネットワーク化されたデジタルの世界において今後どのようにモノ・コトをアーカイブしていくのかを検討対象に含めることとした。また、「地域の文化資産を繋ぎなおし、読み解きなおす主体」としての「担い手」の確保・育成を検討することとした。

リンク情報
URL
http://hdl.handle.net/10091/00021296
ID情報
  • ISSN : 2186-7593

エクスポート
BibTeX RIS